読み聞かせ(ながいっす)

madamemidori2003-10-28

明日読む予定の「がいこつさん/五味太郎」です。

シュールでせつない、でも子供達はとっても好きな本です。
でもあまり知られてない。

せっかくの機会なので、ぜひ知らない本を知ってもらおうと。
五味さんの本は、絵本だけじゃなく。大人が対象のものもあってすごく考えさせられます。
絵本コーナーや児童書コーナーにありますので、子供がいない人も、ぜひ一度手にとってみてください。

小緑のクラス担任の先生は、いつも教室で、彼の「正しい暮らし方読本」を読んでくれるそうです。
これがまた。。。笑。
マナーの本だと思ったら大間違い。いや、ある意味正しい?

とにかく、手にとってみて。

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今日は読み聞かせの会の2日目で。いろいろと見えてなかったものが見えてきました。

会そのものは子供達が楽しんでくれればソレでいい。

問題は。

先生の姿勢。

会議のときから、読み聞かせの会反対派の先生がいるっていうのは聞いてた。
でも、凄く協力してくれて、子供達をうまく扱って、連れて来て静かにさせてくれたり、廊下で騒ぐ子を諌めてくれたり、っていう先生がいる中で。
全くノータッチ。自分の生徒が、読み聞かせの会をやっている部屋の前の廊下で騒ごうが、何しようが知らんぷり。
そんな先生もいます。

終了後の会議で、そのへんをつっこんで聞いて見たら(どうして反対する先生がいるのか。理由は何なのか)

「本は自分で読むものだから」
「私が授業の中で読んでいるからわざわざお母さんたちに来てもらって読んでもらう必要はない。」


という意見だと、今まで読み聞かせをがんばって運営してくれてきたお母さん達が教えてくださいました。


。。。。。。これが教育者かと。
こんなんが教師かい、と。

「本は自分で読むもの」

そんなの、あったりまえだのクラッカーだ。(古)

あのねえ、ちっちゃい子にするように読み聞かせようってんじゃないわよ?読めないから読んでやるわけでもない。

あたしなんてさ、34になっても、34の夫に読んでやることもあるのよ?私の朗読するハリポタを聞きながら、自分は趣味のヨーヨーの手入れをしてる。ファンタジーは苦手で、自分では手にとらないという王子。それでも、私に読んでもらうのは面白いし、ハリポタそのものは好きだという。そして何よりも、自分が好きなことをしながら、となりで本を読んでくれる人がいる、そんな時間が「至福のとき」と言ってくれる。小緑はもちろんのこと。
緑家の近頃は、そんな秋の夜長です。これも家族のコミュニケーションかな。
読み聞かせって、ある意味、なんだろう、読書とはぜんぜん別のレジャーよね?コミュニケーションの手段だもの。本を一緒に読みながら、同じ世界を共有する。ほら、あれ、映画館で映画みてるのと一緒。
ひとりでビデオ観るのと、映画館で、その映画が好きな人達大勢と一緒に観るのって全然違う楽しさを与えてくれるじゃない?

ハリポタの試写会いったときのあの会場の興奮。。。(あ、脱線しそ)

面白い本を読んだら、絶対に同じ本を読んだ人と感想を語りあいたくなる。読むのは一人でも、楽しさは誰かと共有したい。
だって人間はコミュニケーションする生き物だもの。

それをさ、「本はひとりで読むもの」だなんて。
そんな勿体ない。

それにね。自分で手に取る本って、偏りませんか?
そんなときに、人に読み聞かせてもらった、自分では絶対に手にとらなかったであろう本。
意外に面白くて、目から鱗

いまだに、他の人の読書日記なんかを読んで、本を手に取ることが良くあります。えてして面白い。漫画もそう。

人の視点で、自分で選ばないものに出会える。
そんな出会いもあるのが、読み聞かせの魅力なんです。

一人で読むのも本だし、みんなで読むのも本。
それをさ、ひとりでモクモクと読むものだなんて。

こんなトーヘンボクな頭がちっがちの奴はいらんわ。

しかも、教師だけじゃないんよ。
親の中にはね。

「読み聞かせの会への行き帰り(って学校内よ?笑)に、子供が怪我をした場合の責任は?会に参加なさるおかあさん方が、行き帰りに怪我された場合は?」


。。。。。一生、家から出んの辞めたら?

これに絡めて、小雨の日に外で体育の授業をやっていたら、学校に電話がくるらしい。(三件くらい)

「うちの子が風邪ひいたら、どうするんですか!?」

。。。。ほんなら家庭教師でも雇え。
家から子供だすな。

それからね、あ、これだから、専業主婦の母親はバカだ、って思ったそこの兼業主婦のお母さん。こんな働いてるお母さんの意見もあったそうな。

「働いてるハハが参加しにくい(のでズルイ←としか、聞こえん。笑)。子供が、他所のおかあさんが読み聞かせしてくれるのに、うちのお母さんはこないと寂しがるかもしらない。(←あくまで、「しれない」という、想像でしかない。妄想だ。もはや。。。。)」

そんなん。埋め合わせろや。家庭内で。親子だろ?
「おかあさんも読み聞かせやりたいな〜。いけなくて残念。どんなの読んだか教えてね?うちで一緒に読もう?」

て。こんなの、親子の会話の基本じゃんか。
(おなごナンパする手ほどきしてるみたいだわ)
子供はタフよ。
きっと頭ナデナデしてくれる(少なくともうちの小緑ならば)。

子供に気を使って本音がいえず、学校やPTAのせいにするって簡単でいいよね〜。なんか、レストランで、「水がくるのが遅い!」っていってるのと同じ感覚でモノいう親が増えてるんだなと痛感しました。

アホか!おまえら、子供か!
大人だから、正論かましてる風に装ってるけど、本音は

「気にいらないからやって欲しくない」

だろ!


呆れまくって、これから六年、どう暴れて(暴れちゃダメ)やろうかと思ったみどりんでした。



まだあるねん。(思いだした)
うちの小学校はふつーの公立なんだけど、「進学率が高くて有名」らしい。つまり、「おじゅけん」好きな教育熱心なお母さまが多いのね。

だから、「読み聞かせなんて時間、もったいない」とも言ったそうな(今年は休み時間にやってるけど去年は朝自習の時間だったらしい)。

たかが、じゅっぷんの息抜きも許せない程、ひっ迫してガンバらなきゃ入れない受験なら、やめとけ、っていいたい。

いい学校行くだけが人生の切り開き方じゃない。
勉強の才能ないなら、他の道をイケ。

わが子には迷わずそういうつもりだ。



自分語りになると嫌味になるけど、それなりに勉強も好きで、学校も好きで、遊ぶのも好きで。てきとーにやっていても学区一の学校に鼻ほじりながら(そこまでいうか)入れる脳みそのあった私に言わせて欲しい。

勉強は無理してやるもんじゃない。才能ある人がやるもんだ。フツーに中学まで行って、そこで自分の能力の限界を考えろと。

そして、親はそんなわが子に無理いうなと。


勉強ってやっただけ、それなりに成果でるから、人生の指標にするのは楽だもんね。
他の海箸老覯未??┐覆い?蕁?慘呂垢詬Φい?任覆い發痢
絵描きにしろ、音楽家にしろね。


結局、らくちん人生を生きさせようってことよね。
そんなん、△辰董?緘召凌誉犬?匹?覆襪世韻世辰董

私だったら、何があってもタフに生きて行ける人になってほしいな〜。




窮地におちいるほど、王子っぷりを見せるハリーみたいにいね。
そして、誰よりも真面目で計算高そうなハーマイオニーは、いざというときには誰よりも先に、ハリーの前に命を投げ出すくらいの友情を見せる格好いい女だ。

あんなんになってほしい(それは妄想)