もうすぐ五巻発売

いよいよあと17日で五巻が発売になります。
なるったって、原書なので、英文が読めない人にとっては、無関係。それどころか、あちこちで得意げにさりげなく披露されるネタばれにびくびくしつつ、腹をたてつつ、翻訳版を待つ日々が始まるのですよねえ。

英語ってできると便利ですよね。読めない他国の言葉が読めるってすごくメリットがあると思うのですわ。世界中の言語はほとんど英語になおしてもらえるし、この言語を使えるというのはあらゆる面ですごーく「便利」。

でもさ。日本人にはまだまだ一部の人の「才能」(もちろん、多大な努力をした上で獲得した)ですよね。一般ピープルで英語を手足のように使える人はまだまだ少ない。私のように、辞書片手にのろのろ「解読」できるレベルの人はもう少しいるかもしれないけど。

で、JETには英語をある程度できる(読める、かける)マダムはわりといらっしゃって、日々助けられてます。本当に感謝感謝。なんの報酬もないのに、英語ニュースを要約して助けてくれたり、その男前な姿勢には頭が下がります。

そして、英文苦手なマダムズはひたすらお礼をいいながらそれをネタに萌え萌え〜

この関係好きなんですわ。

おえびで素敵萌え絵をみたり、創作サイトで素敵創作文を読んで、

「ええもん、みせてもらった〜。ありがとう〜」

というのと似てます。


できる人がやって、それを傍観して楽しむ人がいる。
これで社会は成り立ってる。

がしかし。一つ最近思うのは、原書発売前にして、みんないろいろ複雑だろうな〜ということ。去年4巻発売前には、原書読みチームが専用掲示板と単語帳でそれなりにやってきましたが、そこに入れないマダムズは相当嫌な気分だったのではないかな?と。今年はなぜだか、みんなの萌えパワーが炸裂してるせいか、(ハリハー展開になるのかっ!?ハリーの○○はホントなのか!?などの妄想パワーが苦手意識を向こうに追いやっている模様。笑)参加マダムズ激増で、楽しくなりそう。
でも始まったら置いていかれるだろうな〜とか、ペースがばらんばらんだろうな〜とか色々不安だと思います。かくいう私も、子育ての合間に、公園で。デパートのおもちゃ売り場で。待ち時間で。さまざまな短い時間で電子辞書片手に読み、なんと半年!!!もかかった人間ですから。
でもね、そんなこと気にしないで、楽しく和気あいあいやろう!のろくったっていいじゃない。細かいところは読み飛ばしで二回目にかける人もいれば、いちから細かいところまでじっくり時間かける人もいるだろうし、ドラクエを様々なやり方(徹夜で三日で攻略する人もいれば、じっくり派の人も)で攻略する人がいるように、五巻もみんな自分のスタイルで楽しみもう。

でね。タレントの話。

日本では英語ができるとピアノがひける。この二つに限って、ある種ステイタスみたいになってます。(だって習いごとの一、二位だもの)それは別にいいと思うのだけど、だからといってそれができないと卑屈になる必要があるのか?ということ。
きっとみんな英語ができる人ピアノがひける人を羨望の眼差しでみつつも、「くっそ、いい気になりやがって」という卑屈な気持ちがゼロだとは思えないのですわ。

じゃあ、例えば。

絵が上手な人は?文章が人をひきつける人は?
料理が上手な人は?裁縫ができる人は?
周囲の人をなごませる雰囲気を持った人は?
気がきいて、人の気持ちを察知できる人は?

み〜んな、素晴らしい才能だと思うのです。
(これらも日々の努力の結果の才能ですよね)
普段、わかりにくいだけで。

点数がつけられない才能って、普段見えないけれど、これまた素晴らしい財産だと思うのです。だから英語ができる人をみるときも、絵が上手にかける人をみるように、みられるようになるといいなと思います。



英語が不得意だって、アナタにはこんな素晴らしい才能あるじゃない!頑張って!



とエールを送る日記でした。


と同時に日本人の英語文化に対する卑屈な気持ちや、逆にそれをいいことに威張る奴に釘を刺す日記でした。


あ、うちには嫌な奴いないので。
喜ばしいことです。
だから卑屈気分はやめよう(一緒に)。

ハリポタ大人ファンのシンクタンクとしてこれからも邁進したい所存。。。

様々なタレントを持つゲストを持って、管理者冥利につきます。
これからもどうぞそのタレントをただで垂れ流していって下さることを熱望してここでヨイショ(っていったらダメじゃん)