私のまわりの英語人
リアルでの私の周囲の人間の英語絡みの話を。
まず王子様。
王子様はあらゆる意味で「すんごい」です(笑)。
彼は高校卒業後、音響工学の専門学校で学び、(音楽が大好きだから)その後、まったく無関係のシステム開発の企業に就職しました。コンピューターシステムなんて初めて。でもバブル期の大手企業のシステム開発の仕事量の多さに嫌気をさし(一週間から一か月家に帰れないのが当たり前)、当時の上司が立ち上げた会社についていき、(一緒に辞めたのね)今に至ります。小さい会社だけど黒字経営で(顔も)男前な社長で素敵な人間ばっかりのいい会社だと思います。そこから官公庁に出向き。。(これ以上触れると万が一読まれたときにまずいので辞めときます。笑)
で。コンピューター言語って英語なのよね。
意味のないアルファベットと数字の羅列かと思うでしょうが、基本は英語なんです。
コンピューター言語そのものだけでなく、あらゆる解説書、最新のコンピューター関連の書籍、ネットでの解説、すべて英文。英文読めなきゃ仕事になんない。
で、王子の英語力はというと。
王子「ねえ。。。。ここ、意味わかんない」(何かのOSのHelpを読んでいる。もちろん英文)
と聞かれたときにお勉強英語しか知らない私は、
「え?こんなのわかんないの?(くっそ忙しいのに) ああ、ここは現在完了になってて、be動詞がね。。」
「え!?何?げんざいかんりょうって何?B動詞って何?A動詞もあるの?どうせならA動詞から説明してよ!!!!(逆ギレ)」
。。。。。。わかります?(笑)すんげーでしょ?
これでも、聞いていると、すごい英文を理解してるのよ。コンピューター絡みの文章に関しては。文法しらんでも、フィーリング?で理解してる模様。そしてそれは大好きなロックミュージシャンの歌詞でも同じ。
なんでソレがわかるのにここまで英語を知らんのや!?と思うのですが。所詮文法なんて、後からくっつけたものだしね。実際に言語を使用するのには不要なのね。やっぱり。魂で英文を理解している彼は、意外にも私よりわかってるのかも知れない。英語というものを。
そういえば。Defaultという言葉も、彼から初めて教えてもらいました。
次に姉。
姉がどの程度英語ができるのか知らない。
でも海外営業部で電話営業のサポートなどをやっていたらしいから、電話でやりとりできる程度にはできるのだろう。話せるというのはとっても羨ましい。一か月アメリカにホームステイにいっただけで、そんな風になれるとは思わないので、きっと就職してからも勉強したんだろう。会社では英会話教室にも参加していたようだから。
なまけモノのように見えて意外に努力家なのでソンケー。
そしてダンナ様も同じ職場にいたので、やはりそれなりにはできる模様。
この間遊びにいったら、二階でネット会議(それも音声で)やっていたのにはびっくり。あの義兄さんが英語しゃべってるの、ホントに想像できないんですけど(笑←失礼きわまりない)。
英語って一口にいっても、王子が良く聞いてくる「コンピューター関連の英文」や姉の職場で使うような「ビジネス関連の英文」はいくら英語がある程度わかっていても、そこに書いてあることが意味不明(専門用語)なので、ホントに大変な世界。構文通りに意味わかんないまま訳してやると、「ああ、わかったわかった、さんきゅ〜♪」といって王子が去って行くので、
「ちょい待ち〜!!今ので何がわかったんじゃい!?」
と翻訳した本人は意味不明のまんま、ということもあります。
ということは。
ハリポタへの想いの深い私たちは言語の壁を乗り越えるパワーを持っているはず(笑)。
頑張りましょう。